法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『STAR DRIVER 輝きのタクト』第六話 王の柱

早くも巨大ロボットの出番が皆無、ただしアクションは多め。「第1フェイズ」となって現実世界に出てきて戦うと人間大になるあたり、何となく示唆的だが、今のところどのような比喩がこめられているか見当がつかない。
ただ、等身大で戦ったのは単に作画の手間を減らすため、という可能性も考えられる*1。となると、劇中劇で「戦闘シーンの描写」がないということを感想台詞まで使って強調し、いったん今回は戦闘シーンが本編でも存在しないかと身構えさせ、実際に巨大ロボット戦闘シーンはなかったが等身大の戦闘シーンはあったという形で意外な満足感を与えたというテクニックが地味に巧い。


あと、今回も人間の殺陣でデフォルメ作画をしていたが、下手すると第3話より違和感がなかった。地面と刃の影だけデフォルメをきかせて人体に落ちる影は普通だったためか、それとも巨大ロボット戦は他のカットでリアル作画よりな立体感を出していたためデフォルメが目立ったのか。
原画でデフォルメ作画しそうな面子として、新井淳亀田祥倫の名前があった。

*1:巨大な敵と戦っていた『仮面ライダー響鬼』が中盤に等身大の敵と戦うようになった例のように。