法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

月経が出てくるアニメという話題で

http://d.hatena.ne.jp/ill_critique/20100406/1270560275
http://d.hatena.ne.jp/episode_zero/20100401/p1
十兵衛ちゃん -ラブリー眼帯の秘密-』が出てこないなんて。
母親と死別した父子家庭の主人公が「……重い、生理がきたみたい」という台詞を吐露する作品だ。大地丙太郎監督が娘との関係を反映させている作品なのだが、日常の慣用的な表現として飛び出たことに驚いた。リストに上がっている同監督『こどものおもちゃ』以後の作品なので、同じ制作者の作品というラインで見てもいいかもしれない。


他にも、『妄想代理人』でも終盤近くで月経描写があったはず。ヒロインの月子という名前自体が月経を意図したものだとか。見返さないと確信できないが、社会への没入つまりは大人へなることへの不安を描いた作品として、当然のように描写されていたと思う。


あと、富野由悠季監督作品にありそうで思い出せない。アニメで直接的に描く作風ではないので、小説で描写していたのかもしれないが。