ホミが驚いて目を飛び出させる斜め後ろからのカットとか、今回の崩し顔は全体的に古臭い。コンテは日本人だが、作画監督他は韓国スタッフだからなあ。ギャグのような、文化に密接に関わる要素は、どれだけ勉強している作家でもズレを感じることが多い。
物語面は悪くない。表音文字として解読すると文字数が多いからプロトコルと考えるべきという設定や、ずっと以前の回での地震描写すらコミュニケーションだったかもしれないというSF描写が熱くて、なかなか楽しめた。
主人公達が選ばれた理由も開示されたり臭わされたり。しかしネガアースへ突入できる謎の球体という設定くらいは、序盤で開示しても良かったと思う。