テレビ朝日系列で20時から放映されたスペシャル手品番組。世界最高峰というふれこみで複数の手品師が登場するが、最新の手品事情にはうといので妥当性は判断できず。
とにかく一つ一つの進行が早く、音楽に合わせて様々な手品が展開されるため、種が時々見えてしまう。数が多いので古典的な手品も多用され、種が見当つく作品も多い。しかし種が見えたり見当がついても、だからこそ技術力の高さが理解でき、深く楽しめる面もある。これが自称超能力と手品の違いだ。同じテレビ朝日系列放映の年末スペシャル番組『ビートたけし緊急報告超常現象(秘)Xファイル』*1で見た超能力が、いかに半端でつまらない内容だったことか。
*1:田母神氏や石破議員へUFOの存在を問い質しに行った場面は、少し興味深かったが。……田母神氏は、本当に背が小さく、全くカリスマが感じられなかった。それが逆に恐ろしいというか何というか。
