法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『エレメントハンターELEMENTHUNTERS』MISSION.19 鉱物(いし)が来た!

〜なんだかウルトラシリーズを思い出させるサブタイトルが多いな〜
まさきひろ脚本。ハンナがクール毒舌キャラという初期印象に戻っているが、ここしばらくワガママばかりな印象を強めていたため、逆に違和感がある。
前回に明かされた4000万年の時間差がネガアースの生物を進化させていたのだという説明があったり、その延長線上でネガアースに知的生物がいる可能性が示唆されたり、ホミが超常的な感覚を持っていることを予感させる描写があったり、シリーズ全体の興味を引く話として良く出来てもいた。しかし生きている鉱物ネタや、人類とは異質な知性ネタは、以前にも珪素生命体がコンピュータとして活動している設定で使われている*1。むしろ言及すれば説得力があったがっただろうに。
今回を単独で見るなら悪くないから、シリーズ構成の問題かな。

*1:http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20090926/1254060974の感想では書いていないが、ホウ素と珪素によって生体コンピュータのような能力を持つQEXが登場していた。