物語の初期設定が出そろった今回は、無駄に難しくひねることもなく、ごく普通の話を素直に、間延びさせずまとめていた。サブレギュラーをドラマの中心にしつつ、主人公やその周辺にもまんべんなく出番がある。隠していた恐怖をアニメならではの映像でいったん実体化し、その上で乗り越えるドラマに没入できたし、乗り越えた後で恐怖を別の角度から解消して祖父への思慕を抱き直させる結末もていねい。
ただ、今回はこれまでと逆にQEXモンスターのSF設定が面白くなかった。応用を効かせやすい不定形生物設定は後の回へ残しておき、今回は液晶生物や色素細胞の収縮などで擬態するような設定にしても良かったと思う。