ごくごく一部で話題沸騰*1の「国民が知らない反日の実態」には、「愛国」リストやマンガ、「やる夫」コンテンツまで並んでおり、おそらく編集者も全貌を把握していないのではないだろうか。
さて、話題沸騰の一因になった反日ブログリストをのぞいてみた。
地方首長・地方議員その他の愛国者 - 国民が知らない反日の実態 - アットウィキ
法華狼の日記 2〜4に該当
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アニメ感想が主体となって久しいのに、多くの有名なブログを押しのけて認定されたことは勲章とすら感じた。実に誇らしい気分である。
しかし、該当しているという判断が雑すぎて、他人事ながら気になる。
(2)自民党を攻撃してばかりいる
自民党の悪口ばかり書いているブログが多いです。
まるっきり反日マスコミと同じ特徴を持っています。
(3)民主党の悪い部分(売国・反日政策・違法行為など)は触れない民主党の悪い部分については取り上げず、自民党の悪い部分だけを強調するブログが多いです。
(4)中国・韓国などの闇には触れないチベット虐殺、毒入り食品、天安門事件、などなど、特定アジアの闇には触れないブログが多いです。⇒下の「魔除けの動画集」参照
「民主党」で日記内を検索すれば、自民党と同列に嫌っていることがすぐわかると思うのだが。
参議院選挙2007 - 法華狼の日記
中国に対しても社会体制を幾度となく批判している。たとえば下記エントリでは、明らかに作品の題材に使われていないのに、わざわざ注記で中国に言及していたくらいだ。
『ブラック・ジャック』マリア達の勲章と、成長しない世界と - 法華狼の日記
せいぜい当てはまるのは自民党政権批判だけだが、たいていは一党独裁状態を主な問題点としている。基本的に、政争に興味が薄いので政党全般を話題にしないのだ。「自民党の悪口ばかり」といえるかどうか……
前後するが、反日ブログには以下のような特徴もあるという。
(1)コメント欄がない
反日ブログにはコメント欄のないものが多いです。
自身と異なる考え方にも相応の根拠があることが理解出来ず、異なる意見が馬鹿げた意見にしかみえないのが反日ブログのブログ主です。そんなブログ主は、馬鹿げた意見である異なる意見に耳を貸すことを馬鹿らしく感じ、そういったコメントが沢山来ると、すぐにコメント欄を閉鎖してしまいます。
彼らにわかってもらおうとする姿勢が欠けていることも簡単にコメント欄を閉鎖する理由です。彼らの姿勢は「わかれ」であり「わからない奴は馬鹿」「相手する価値のない馬鹿」。異論や反論が来ると馬鹿の相手などしてられないと、コメント欄はサッサと閉鎖してしまいます。結果、コメント欄のないブログが多くなってます。彼らは馬鹿(彼らから見ての)の意見など聞く気はないのです。
異なる意見を受け付けないため、客観性が低く、独りよがりな内容が多くなっています。
しかし先日、mujin氏が「国民が知らない反日の実態」の反日ブログリストに立候補したところ*2、最終的に編集禁止となった。「国民が知らない反日の実態」の反日リストへ産経新聞を加えるような試みも排除されているようだ。はてさて、異論を受けつけていないのは誰なのだろうか。
だいたい長々と主張しながら*3、リストへ掲載された35のブログで、実際にコメント欄がない例は12しかない。特徴が当てはまる例は約1/3にすぎないわけだ。おそらく、いわゆる「反日ブログ」がよく炎上させられていた時代の感覚で書かれた説明なのだろう。