法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『東京大空襲』第一夜 受難/第二夜 邂逅

昨年3月の17日と18日に日本テレビ系列で二夜連続放送された大型ドラマ。録画していたものを一年後に視聴。吉田裕教授が歴史監修を努めていた。
しかし東京大空襲の始まりから終わりまで、あわただしい展開でドラマとしての深みが感じられなかった。空襲下の東京で朝鮮独立を策謀する人々の内紛劇や、身体的な問題で戦争に行くことが出来なかった者の葛藤など、面白い要素は多々あったのだが、ほとんど全て米軍の攻撃で強引に落ちをつけてしまう。実際の空襲被害では全滅という例はなく、現実味がない。
終盤の台詞で「愛」が多用されたことも困惑。男女の恋愛関係ばかりでまとめてしまったこともあり、物語として楽しめなかった。