法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『ドラえもん』空想動物サファリパーク

アバンタイトルからAパートまで、原作とほぼ同じ展開。Bパートからアニメオリジナルストーリーでスネ夫個人の冒険が行われる。誕生日SPらしく人間的な成長や動物との交流が描かれ、雄大なサファリパークの映像もあいまって劇場版にも似た感動すらあったが……最終的に全ての成長を投げっぱなしたオチで爆笑した。台詞どころか、誰の表情も見せないクールぶり。
細部の小ネタも違和感なくはまっていた。特に、ケンタウルスお姫様ダッコされたジャイアンは、一部女性層向けのサービスに見えて苦笑い。巨大頭足類が暴れまわる終盤も、一昔前の怪獣映画で大した意味もなく登場する巨大タコ怪獣を思い出した。


ところで、空想動物が遺伝子操作で作られた生物という設定が、アニメではぼかされていた点が気になった。ある種の自主規制なのだろうか。