法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズン#8 無垢なる歪み

長崎健司コンテ演出で期待していたのだが、まさかモビルスーツ戦闘が一回も無いとは予想外。一期でも戦闘が無かったのは総集編的な一回のみだったのだが……


計画の概要等の設定がイノベイター側から開示されたり*1、複数のキャラクターが出会って情報を共有したり、シリーズ全体の展開では重要な話だろうが、今回だけで見ると引っかかるところが少なかった。外宇宙への進出が計画の最終目的という話も、予想外というほどではないので、映像で説得力をもって見せてくれないと面白味がない。
様々な舞台で展開される*2キャラクターのやりとりと、演出の呼吸だけで引っ張った回という印象。

*1:トランザムの存在をリボンズが知らなかったように、イノベイター側が全ての真相を把握しているわけはないが、暫定的に各勢力の方向性が定まってきた。

*2:舞踏会だけでも衣装から背景美術まで新規デザインが多数起こされていて、画面が華やいでいたのは確か。