石原信司演出回。連名の座古明史は演出処理だろう。
きっちり手順を踏んだ格闘戦、殺陣も明解な中に面白い項図を挿入していて、アクションアニメとして楽しい。
新アイテムが出たばかりなのに、旧必殺技の組み合わせだけで敵を退散させる展開も売れかった。商業面で展開が制約されるのはしかたないとは思うが、あからさますぎると冷める。
物語の本筋では、オタク視聴者を想定したアニメでないため、どれだけ少年の周りを少女で固めてもハーレム状態に見えないことが興味深かった。強気な少女達にいじられる少年という構図にちゃんと見える。