法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

映画ドラえもんを見に行った

観客の入りは五割といったところ。春休みで子供達が大勢だったのに、泣き出す子供が一人だけだったのは少しばかりひょうしぬけ。マナーが良いともいえるのだが、元気の無さとも思えて、単純に喜ぶ気になれなかった。


映画本編は……評価が難しいところ。問題作であって傑作ではない。
いや、駄作と言い切ってもいいかもしれない。戦闘のボリュームが前作よりさらに薄い。結末のどんでん返しが、きちんと物語に回収できていない点も気になる。
しかし、前半の里山が見せる空気感は素晴らしい。いびつな作りが奇妙な魅力を持っているのも確か。
監督*1と脚本、どちらが主体となって物語を作ったのだろう。

*1:コンテが連名だったことも驚いた。