橋下弁護士のブログでの言い回しが過度に品位を欠く理由を合理的に推測してみる。: la_causette
(引用者省略)彼にとって、少なくとも短期的には、弁護士登録を続ける経済的なメリットはあまり大きくないということができそうです。
とはいえ、「事務所維持費が勿体ないから事務所をたたみました」では格好が悪いわけですが、「カルト化した弁護団を非難したところ、カルト化した弁護士会から業務停止処分を食らいました。こんな閉鎖的な弁護士会などこちらからやめてやることにしました」みたいな話をして弁護士登録を取り下げるのであれば、少なくともメディア受けはしそうだなあとは思いました。
……冗談めかしてはいるが、小倉弁護士の文章自体が相当な皮肉だ。ここで橋下弁護士から逆に訴訟を起こされたりすれば楽しい*1。
ともかく、安田弁護士らの弁護活動を感情的に嫌う人は、よほど過激な罵倒表現に慣れている人でない限り、橋下弁護士のブログを見せれば同様に嫌悪感をいだくだろう。
司法だけでなく世間を味方につけるには、味方でいさせ続けるには、巧くないブログだと思う。かといって状況から考えて別人が書いた文章とも思えないのが不思議なところ。それこそバラエティ番組の感覚で書いているのだろうか?
結局のところ、安田弁護士らの弁護活動を批判している法律専門家は何人か見かけても、橋下弁護士の言動を擁護している専門家が見当たらないというあたりで、だいたいの答えは出ているが*2。