法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

『Yes! プリキュア5』19話 うららの秘密を探れ!

名エフェクトアニメーター志田直俊が大塚隆史と連名で演出。うらら(キュアレモネード)の変身および攻撃バンクは志田作画であり、うららの初登場および主要回は大塚担当であり、順当なスタッフ編成だろう。どちらもアクション演出が巧いので、なかなか楽しめた。
レモネードの攻撃バンクが話の展開に合わせて描き直されていたのも見所。
バンクに手を加える時は、バンク作画を担当したアニメーターに修正をたのむのが慣例と聞いたことがある。今回が志田演出原画回だったからこそ、涙を浮かべた必殺技が楽しめたのかもしれない*1


話はきわめてオーソドックスな展開に、『ゴレンジャー』のパロディ*2などの要素をはさんで楽しませてくれた。
若い娘に言いよる爺キャラが『恐竜キング』から続けて登場したのも楽しかった(笑)。

*1:個人的にはキメ担当も多い主人公キュアドリームのバンクこそ、真っ先に直して欲しいが。あまりに煙の形状が格好悪い。

*2:イエローレンジャーがカレー好きなのは有名な話。うららもカレー好きなところを見せるかと思いきや、OPの大食い競争でカレーを食べているのは別人なのが不思議といわれていた。今回の、うららにとってカレーが特別な料理だったという話は、意図的かどうかは不明だがOPのフォローにもなっている。ちなみに戦隊シリーズでイエローがカレー好き設定なのは初代の『ゴレンジャー』と、そのオマージュ要素のある『ジェットマン』くらいしかない。