法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

特撮

『007 カジノ・ロワイヤル』

イギリス秘密諜報員のジェームズ・ボンドは、人間を2人殺害するという条件をクリアし、007のライセンスを与えられる。 そしてテロ組織から資金をあずかってふくらませるル・シッフルという男に対して、ボンドはポーカーゲームをいどむが…… 主演にダニエル・…

『007 慰めの報酬』

カーチェイスをくりひろげた秘密諜報員007は、「M」の手がかりとなる男ミスターホワイトを連行するが、裏切りによって失敗。 ボンドはさらなる「M」の手がかりを追って、陸海空で戦いつづけ、そのたびに敵味方の死骸が積みあがっていく…… 『007』の22作目と…

「職業ヒーロー」というジャンルの前例を考えていくと、「スーパー戦隊」や「メタルヒーロー」とどこが違うかという疑問につきあたる

id:kido_ari氏が職業としてのヒーローを描いている作品についてとりあげていた。 タイバニ、ヒロアカ、ワンパンマン…「職業ヒーローもの」というジャンル - 今にも崩れそうな本棚の下で 「TIGER & BUNNY」(タイバニ)、「僕のヒーローアカデミア」(ヒロア…

『スウィートホーム』

フレスコ画家が遺した森奥の屋敷へと、少人数のTV取材班が乗りこんだ。無思慮な取材活動をつづけていると、少しずつ不思議なことが起こりはじめ、やがて惨劇が始まる…… 1989年に公開されたホラー映画。日本でありながら洋館を舞台とした、ホーンテッドハウス…

『新感染 ファイナル・エクスプレス』

投資ファンドでチームリーダーをつとめる男がいた。仕事では冷徹に契約を進めるが、幼い娘とは何度も約束をやぶってしまう。うめあわせに、母に会いたいという娘の願いをかなえることに。 釜山行きの列車に乗るため、遠くの火事を横目に、男と娘は夜明けの街…

『透明人間現わる』

透明薬を発明した老博士が行方不明となり、ふたりの弟子の一方も姿を消す。やがて透明人間による犯罪が始まるが…… 公職追放されていた円谷英二を特撮に呼び、1949年に大映でつくられたモノクロ作品。1933年に映画化された『透明人間』からの影響が濃く、たし…

『ポセイドン』

豪華客船ポセイドン号が新年をむかえる。しかし楽しんでいる乗客たちとは異なり、操舵室は突然の巨大波への対処でパニックを起こしていた…… 転覆した豪華客船からの脱出をえがく、2006年の米国映画。1972年の大作映画『ポセイドン・アドベンチャー』*1をドイ…

『激動の昭和史 沖縄決戦』

太平洋戦争において、米軍が上陸して戦場となった沖縄。その防備を固める初期から、日本軍が崩壊した末期までを俯瞰で描く。 1971年公開の、岡本喜八監督によるカラーシネマスコープ大作。沖縄決戦のさまざまなエピソードをつめこみ、約2時間半で描ききる。 …

『太平洋奇跡の作戦 キスカ』

第二次世界大戦において、アリューシャン列島の一部を日本軍が占領していた。 しかし日本軍は戦線を縮小し、占領の戦略的な意味が失われたあげく、アッツ島の部隊が全滅。 残ったキスカ島の部隊も、全滅は必至と思われた。そこに濃霧を利用した撤退作戦が立…

『地獄』

仏教系大学にかよっている清水四郎は、悪友の田村が起こしたひき逃げに加担してしまう。ひき逃げで死んだヤクザの妻と娘は復讐をちかった。 さらに父親が経営する悪徳養老院や、自首しにいく途中の事故で死なせた女性もからんで、清水四郎は地獄めぐりをする…

『フロム・ビヨンド』

屋根裏部屋で奇妙な装置を動かしていた助手は、異世界からクリーチャーを呼びだしてしまう。 そのクリーチャーに博士の頭部を食われ、精神病院へ入院した助手に、精神科医の女性が興味をもつが…… H・P・ラヴクラフトの短編小説『彼方から』を原作とした……と…

『大江山酒天童子』

源頼光と部下による鬼退治の伝説には、知られざる裏の歴史があった。 平安時代の末期、藤原道長が専横をふるっていた。たびたび都は盗賊に襲われ、鬼妖怪が跋扈する。 そこで大江山に潜入した坂田金時たちが見たのは、妖術をもちいて政権の転覆をねらう酒天…

『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』

ゴジラの東京襲撃により、首都が大阪に移転したパラレルワールドの日本。 原子力政策も新エネルギー開発もゴジラにはばまれ、人類は人工ブラックホールを用いた兵器を開発する。 しかし人工ブラックホール兵器の試射で時空がゆがみ、太古の世界から巨大昆虫…

『ゴジラ2000 ミレニアム』

ゴジラが定期的な襲撃をくりかえし、その進路や被害を予測する民間ネットワークが活動している日本。 ある日のこと、日本海溝で発見された謎の巨大岩塊が、引き揚げ作業中に浮上して飛び去ってしまう…… VSシリーズ終了から4年後、1999年末に公開されたミレニ…

樋口真嗣監督が『シン・ゴジラ』以前にかかわっていたゴジラの特撮をメモ

樋口真嗣監督の特撮スタッフとしてのキャリアが、1984年版『ゴジラ』の造形助手にはじまることは過去から明らかにされてきた。 ただ学研が2016年に出した分厚い資料集『日本特撮技術大全』を読んだところ、演出に近い役割をはたした局面もあると語られていた…

『パニック・ルーム』

4階建ての高級住宅を見学する母娘。そこには災害や犯罪から避難するためのパニックルームが用意され、監視カメラもはりめぐらされていた。 しかし母娘がひっこした雨の夜、深々と眠っているさなかに、3人の男が侵入してきた…… 2002年に公開されたデヴィッド…

『鳥』

メラニー・ダニエルズは、小鳥店で出会ったミッチ・ブレナーに興味をいだき、悪戯心から店員のふりをして、小鳥をとどけにいった。 女だてらにデボラ湾をボートでわたり、ミッチの家へこっそり小鳥をとどけたメラニーは、帰りにカモメに襲われる。それが事件…

『ポセイドン・アドベンチャー』

からくも大嵐を脱した豪華客船ポセイドン号。老朽化しているが、同乗している船主の指示で遅れをとりもどすための全速航行をはじめる。 そして無事に新年をむかえてパーティーが始まった時、海底地震による津波でポセイドン号が転覆する…… ロナルド・ニーム…

戦争映画ベストテン〜実写限定〜

戦争映画ベストテン〜アニメ限定〜 - 法華狼の日記 あまり実写映画を押さえていない人間として、例年のとおりにアニメ限定で上記エントリを上げた。 しかし以前に参加したエントリのコメント欄を見返していて、こんなことを書いていたことを思い出した。 音…

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』/『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』

おそらくは未来の日本。巨人が襲ってくるという伝説をおそれて、巨大な壁をつくって生活している人々がいた。 エレンという少年は、その壁にはばまれた状況に不満をいだいていたが、そこに巨人があらわれて壁を破壊する…… 人気漫画を原作に、2015年夏に公開…

『バンデッドQ』

両親と少し距離のある11歳のケヴィン少年。自室のベッドに入っていると、クローゼットから馬に乗った騎士が飛び出てきたり、小人の盗賊団があらわれたり。 盗賊団は神様から地図を盗んで逃げていた。巨大な顔だけの神様から逃げる盗賊団に巻きこまれ、ケヴィ…

『永遠のゼロ』に登場したゼロ戦は映画のためにつくられた小道具ではなかった

『マツコ&有吉の怒り新党』の1コーナー「新・3大◯◯調査会」を見ていたら、馬場ボデーという板金工場がつくった作品が選出されていた。 まず23mの巨大なエッフェル塔模型*1が登場した後、復元されたゼロ戦が登場。馬場憲治代表*2の父親が整備士をしていたた…

『NHKスペシャル』ドラマ戦艦武蔵

どのように祖父が最期をむかえたのか知りたくて、真中麻有は祖父の戦友をさがしに四国へと来た。 祖母とともに遍路道をたどった真中は、ついに戦友の木山三男に出会うことができた。 歩き遍路をしていた青年とともに、真中たちが木山から聞いた祖父の最期と…

『ロシアン・スナイパー』

第二次世界大戦時のソ連に、ひとりの女性狙撃手がいた。戦争協力を求めて米国におとずれた時、20代で309人のファシストを殺害した戦果ともども注目される。 ルーズベルト大統領夫人も狙撃手に好意をもち、私的な交流をもった。大戦後にソ連へおとずれた時も…

『孔雀王』

地獄門を復活させようと、700年の時を生きる悪女ラーガが暗躍をはじめた。ラーガは少女アシュラを操り、さまざまな異変を起こす。 裏高野の孔雀と、ラマ僧のコンチェは、地獄門の復活を阻止しようとして、日本、香港、チベットへと飛ぶが…… 日本の退魔師漫画…

『シン・ゴジラ』で怪獣を戦災にたとえた台詞があると聞いて、なぜ最初から天災にたとえなかったのだろうと思っている

鑑賞できるような余裕もなくて、今のところネタバレも避けている*1のだが、たまたま見かけたid:rna氏のツイートが引っかかった。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElem…

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

エピソード6の結末から30年後。勢力を増している帝国軍残党「ファースト・オーダー」に対して、老いたレイアは軍事組織「レジスタンス」*1を結成して戦っていた。 「ファースト・オーダー」のストームトルーパー部隊は、ルークの居場所を示す地図をさがして…

KADOKAWAとはてなが組んだ小説投稿サイト「カクヨム」に、先駆的なCGアニメ制作会社にまつわる興味深いノンフィクションがある

ノンフィクションはコンテストのジャンルにふくまれていないが、すでに注目されて高い評価を集めている。 あるアニメ製作スタジオの終焉について(高栖匡躬) - カクヨム TVアニメ『星のカービィ』全100話を制作したことで知られています。今でもその名…

『シン・ゴジラ』の本予告が公開

公式サイト全体もリニューアルされた。 映画『シン・ゴジラ』公式サイト そして予告映像は1分30秒という長さで、いっさいの台詞を排して、情景の断片を見せていく。 円谷特撮のようなピーカン照りではなく、白い薄曇りの空を黒く巨大な尻尾がうねっていく。…

『ゴジラ FINAL WARS』

地球防衛軍の活躍により、多くの怪獣は眠りについた。ゴジラもまた轟天号との戦いで南極の氷に埋もれていった。 しかし20年後、さまざまな異変とともに怪獣が活発化する。ふたたび危機におちいった人類に、X星人が手をさしのべたが…… 北村龍平監督をむかえて…