法華狼の日記

他名義は“ほっけ”等。主な話題は、アニメやネットや歴史認識の感想。ときどき著名人は敬称略。

2011-04-22から1日間の記事一覧

そもそも「ミステリ」という言葉に勝手に反応する自分がまずいのか

そういえば、推理小説と企業小説と官能小説では、それぞれ「密室」という言葉が全く別の文脈で読まれるという問題があったな。

『宵月閑話 はかなき世界に、最期の歌を』佐々原史緒著

これはひどい。裏表紙に書かれた「哀しみが哀しみを呼ぶ歌が舞うホラーミステリ。」という惹句に興味を持って読んでみたのだが、推理小説じゃなくて非現実な呪いが主題のホラーじゃないか。 いや裏表紙には真実をさぐるため霊能力者へ相談したという文言もあ…

『監察医七浦小夜子 〜法医学者の事件プロファイル〜 “死者の声から散弾銃連続殺人事件の謎を追う!DNAに隠された悲しき真実!ミステリー史上屈指の驚愕ラスト”』

金曜プレステージ枠で放映された2時間ドラマ。EDクレジットで原作は十数年前のマンガ『監察医SAYOKO』と知った。いくつか単行本が本棚の奥にあるはずだが、記憶ではドラマ化されたエピソードは未読。 菊川怜他の主演俳優が見せる演技はさておき、アクション…

『ANOTHER GANTZ』

『GANTZ』に新規の編集や撮影をほどこし、TVドラマの体裁で金曜ロードショー枠で放映したもの。 TVモニタで見る限りは、なかなか悪くない特撮だった。もともとSFゲーム的な設定のため、やや3DCGの質感が薄っぺらでも、そういう演出と読み取ることができる。 …