読者や視聴者が『坂の上の雲』を批判したり、要望をしたりすることは自由であるべきだが、出版差し止めだの制作への圧力となってはならない。 司馬遼太郎の記述は、あくまで小説家の語る歴史観であり、当人がフィクションではないと主張していても、本来なら…

おいおい、自由民権運動を行っている正岡子規は、まだ未成年の学生だろ。いきなり香川照之が演じるのは無理があるぞ！ 基本的に芸達者な俳優が多く、西田敏行が高橋是清に似ていない以外は、安心して見ることができただけに、場面が変わって子役から急成長し…

物語の舞台を北方要塞に限定し、エドワード兄弟の視点を中心に描く。 前半では部下との関係性を描写して、アームストロング少将のキャラクターを紹介。後半には当面の新たな敵が登場し、それに対処しながら他国との敵対関係状況を暗示。 ひさしぶりに物語の…

長峯達也が演出で、河野宏之が作画監督。あいかわらずキャラクターの口角などに作画の癖が出ているものの、荒々しい動きのアニメートがアクション多用回にマッチしている。 全体としては、オーソドックスな展開をそつなくまとめた、佳作回といったところ。 …

カードバトルの合間に仲間達が戦っていると見るべきか、仲間達が戦っているのに主人公はカードバトルをしているだけと見るべきか。 明かされる敵側の切迫した事情、良作画の集団格闘戦*1、舌戦も激しい魔法戦、囚われた人々を救うという明確な目標、主人公の…